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/// 大根おろしに医者いらず ///2018.12.05放送分



(墨絵:朝野家社長/朝野 泰昌)

鍋物がおいしい季節になると、大根おろしの出番がぐっと増えますね。

薬味として使われるだけでなく、大根おろしが主役の「みぞれ鍋」も、大根が旬を迎える冬の定番料理です。鍋にたっぷり入れた大根おろしに火が通り、半透明になった姿が、雪と雨の混ざったみぞれに似ていることから、その名がついたとか。

鍋に描かれた景色を、「雪見鍋」などという風流な呼び名で愛でるのも、日本人らしい感性ではないでしょうか。


そして、昔から「大根おろしに医者いらず」と言われているように、大根おろしは寒い季節に風邪などをひかず、元気に過ごすための台所の知恵でもありました。

もちろん、丸のままの大根にも栄養はありますが、あえて「大根おろしに医者いらず」と言っているのは・・・大根はおろすことによって辛み成分が生成され、消化を助ける働きもよりいっそう期待できるのだとか。

また、大根をおろした時に出る汁にも殺菌作用があり、蜂蜜を加えて飲むと喉にいいという民間療法は、古くから語り継がれています。
いいこと尽くめの大根おろしですが、時間が経った時の独特の匂いだけは、敬遠されがちですね。

おろした直後にさっと加熱したり、水洗いするなど、匂いを抑える方法はいろいろあるので、好みに合わせて工夫しながら、この冬も、おいしくいただきませんか。

*『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供​で、毎週水曜日FM山陰(16:5517:00)放送、日本海新聞・大阪日日新聞に掲載されます。
また朝野家ホームページ「朝野家・香りの散歩道」のバナーからもお聞きいただけます。






by asanoyayu | 2018-12-05 07:22 | 朝野家・香りの散歩道