11:00〜湯村温泉観光協会・事業部は春来川に錦鯉17匹を放流しました。
のんびり、ゆったりまちづくりを目指す湯村温泉では、30年以上前から鯉の放流を行い観光客の皆様に楽しんでいただいてます。
今年の放流は17匹。早速、鯉は雨で増水した川に逆らいながら、群れをなして泳いでいます。
「川も湯になる」と湯村音頭の歌詞にあるように、源泉『荒湯』からこぼれた温泉は、清流・春来川と注ぎ込まれ、ぬるま湯になります。
1200年以上前から、手前の水路で洗濯が行われたり、旅人や子供が足を浸けて疲れや暖をとる「足湯がき」などに使われてきました。
昭和46年に全家庭に配湯されてから、ここで洗濯する人は少なくなり、水路に流していた温泉管は、足湯改修と共に春来川に移されました。「足湯がき」は2000年に「足湯」となって形を変えてきました。
春来川の鯉、はいたれ(鮠)、ウグイなどは水温が高いために年中餌を食べることが出来て、大きく太くなります。また、温泉捨湯管から出てくる温泉に優雅に温まります。
夏は敬遠して向う岸の清流にいるのですが、冬は荒湯の方に近づきます。さらに寒いと捨湯管のすぐ後ろを陣取りお風呂に入るんですよ。
鯉も温まるんですよね。湯村温泉にお越しの時は鯉の入浴シーンも湯村ならではの原風景です。
豊富な温泉で魚も温まっています。