4月中旬に入ったとは思い難いほどの、肌寒い日となりました。湯村温泉街、気温11℃。不安定な天候です。
そんな中、数日前より湯村温泉ならではの春の風物詩、筍など春の山菜が「荒湯」下の湯壺に浸かるようになりました。『湯がき文化』が、受け継がれている光景です。
【湯村温泉・荒湯利用のお願い】
全国的にも珍しく、365日、24時間開放されていて、観光客・来訪者も利用する事がでます。無料で使える『湯がき文化』にはルールがありますので、地域の皆様に迷惑がかからないように守ってください。 慈覚大師円仁の湯つぼは飲泉・湯たんぽに利用します。湯がき用の湯つぼは川上から、上の湯つぼ、中の湯つぼ、下(しも)の湯つぼとあり、足湯の段に下(した)の湯つぼが2つあります。
玉子をつける場合は上の湯つぼ、中の湯つぼをご利用ください。下(しも)の湯つぼは観賞用です。
湯がき文化を守るため、山菜、筍のように灰汁の出るもの、色の出るものは、足湯のある下(した)の湯つぼにつけて下さい。泉質が重曹泉主体なので、色鮮やかに、灰汁が取れ美味しくなります。